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大相撲11月場所は、小結貴景勝の初優勝で閉幕しました。 22歳の若手力士の優勝で、3横綱休場の穴を辛うじて繕ったというところでしょう。 初日の稀勢の里との一番に買って勢いをつけ、あれよあれよという間に15日間を取り終えたという印象でした。 確かに連日、突き押しで前に出る正攻法の相撲を取り続けましたし、負けた相撲も内容は良かったと思います。 今場所精彩を欠いた御嶽海が負け越して、大関争いから後退したので、今や大関候補の一番手に躍り上った訳です。来場所の活躍次第では、大関昇進もあり得るか、と期待を持たせてくれる存在になりました。 一方で、御嶽海の不振は残念でした。千秋楽の高安戦で御嶽海らしさを見せてくれたのが、唯一の一番でしたが、とにかく今場所はまったくの期待外れに終わりました。 来場所の奮起を期待しますが、どうなることやら..... 逸ノ城もまた、期待を大きく裏切りました。解説の北の富士さんが、アナウンサーの質問に答えて「何を考えてるのかねぇ....」と呟いたのが印象に残っています。 今場所を総括すれば、妙義龍、松鳳山、隠岐の海、琴奨菊といったベテランが持ち味を発揮して好成績を残したことが目立ちました。 そして、横綱不在に加えて、大関陣が高安を除いて精彩を欠いたことも残念でした。 3横綱全てが休場した上、大関豪栄道までが休場です。千秋楽の三役揃い踏みがとても淋しく感じられました。 来場所を展望する時、稀勢の里の去就が一番の関心事です。横綱審議委員会が異例の激励を表明したとのことですが、その裏には来場所出場して成績不振なら、引退やむなしということでしょう。それも仕方ない事と思います。 年間最多勝が、休場、カド番を経て、今場所辛うじて勝ち越した栃ノ心の59勝だったことを考えても、今年の大相撲界は過度期かな、と思います。 来場所には、白鵬が体調を整えて活躍してくれることを白鵬ファンの一人として待ち望んでいます。
by nakamurahideo
| 2018-11-27 15:16
| 趣味のお話
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